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オターキー腐女子彼氏つくる記

腐っててざっと四半世紀くらい男がいない女が彼氏こさえたい

垢抜けない女なんてポイ

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垢抜けない女なんてポイ


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野暮ったい、垢抜けない、今っぽくない。

何故・・・そう思って鏡を見ると、もうどこもかしこも気に食わなくなるものです。
自宅の鏡なら良いけれど、ちょっとした窓ガラスに映る自分の顔がブスに見える。
世の中にはきれいな顔立ちじゃない子もいるけれど、自分よりもモテるし、
それにどこか垢抜けている。

中学生のときに、学校のヤンキーがオタクっぽくて太っている子を
廊下で見て「見んなブス」とすさまじい言葉の暴力をふるっていましたが、
太ってもいない私も同じことを言われていました。

クラスのギャルっぽい子には媚びた感じで話しかけるのが、
羨ましくて、悔しくて、こんなヤンキー早く消えてしまえと思っていました。


呪いを自分を暗示としかけていたのかもしれません。
大人になってからもずっと垢抜けない女でした。

すごく暗い出だしなのですが、それくらい「ブス」というのは
女にとってとてもしんどいものです。たとえオタクでも。


入社当時、同期が200人近くおり、しかもそれを複数の寮に振り分けられ、
一つ屋根の下に男女がうじゃうじゃとした会社員一年目でした。

さすがに200人いれば半分は男なんだから、誰かに好かれるのでは?
と希望的観測を持っていましたが、全くそんなことはないまま、
周りは付き合ったり別れたりとぐちゃぐちゃな状況でした。

さすがにしんどいと思ったのを覚えています。

二年目からは、とにかくよくモテる性格が面白いスポーツ女子が同じ部署になり、
こんなにあからさまに違うもんなのかと思うほど、
他部署は他事業所の人からアドレスを聞かれまくっていました。


彼女はとても優しくて好きだけれど、本当に切ないものです。
憎めないくらい優しくて仕事もできるから辛い。


でもそこで、「私はブスだしなあ」と開き直って、
そういうキャラで生きていくこともできない。

自分の顔だから、本当は好きなのです。好きなところもあるし、
鏡を見て「あ、きれいかも」と思う時もあるのに、
それを認めてくれる人がいないのが悲しい。
たった一人いてくれればそれでよいのに。

以前にリーガルハイ2の、夫に整形がばれて離婚を言い渡された、
整形美女が泣きながら言っていた言葉を思い出します。

「本当は自分の顔が好きなのに、世間がそうさせてくれなかった」

この言葉を聞いてぐっと来てしまった女性はけっこう多いんじゃないでしょうか。


でも、合コンに行き始めた頃からでしょうか。
会社の華やかな女の子たちと一緒にいると、気付かされることが多いのです。

美人というよりも、表情の明るさや反応のかわいらしさ、
会話を盛り上げる気遣いが、本当にその子を垢抜けさせて見えること。

どんなにきれいに思える子でも、自分の顔にコンプレックスを持っていること。


それを見ているうちに、「ああ、頑張れば垢抜けられるのかなあ」
と、少しずつ何とかしようと思うようになりました。


それまで諦めていた剛毛気質の髪を毎日トリートメントで宥めて、
朝になったらきれいに巻く。

太くて印象が強い眉毛は眉マスカラを塗って、髪の色に馴染ませる。

小さいと思い込んでいた自分の奥二重が、どうやったらきれいに見えるのか、
アイシャドウを置く位置を考える。


最近、少しずつ自分の顔がまた好きになってきました。
きれいになったね、と会社の人も言ってくれるようになったし。

合コンでは・・・・うーん、微妙ですけれど・・・・・・(笑)
変な硬さとまじめさを捨ててしまえばいいのかもしれないけれど、
でもこの年になっても、お持ち帰りなんて怖くてされたくないのです。

でも自分を貶して、卑下してばかりでは仕方ありません。

大きい会社に入って、それなりに仕事をして、
東京の洒落たところでOLをやれているのです。

Facebookを見て、可愛い赤ちゃんに恵まれたギャルの同級生たちを見ながら、
ついつい銀座の夜景や六本木のレストランで
友達と飲み明かしている写真を上げてしまう。

本当に生活が豊かな人ってあんまりFacebookやらないんだけど、
でもそれくらいしたって、頑張ってるんだし良いんじゃない?と思うのでした。
 
 明後日も合コン、がんばろう。
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